リストラストーリーは突然に。。。

昨日、お昼休みが終わり、午後普通に仕事をしていたら、上司に

「ちょっと来てくれる？」

と言われ、会議室に呼ばれた。

そして、言われたことは、、、

「あなたの部署の仕事が減って、あなたを他の部署に配置転換しようと
思ったけど、どこの部署も空きがないから、残念だけど、、、。
また来年シーズンが始まって仕事が忙しくなりそうだったら、
最初にあなたに声かけるから。」

ん？これって、、、リストラ？
今日で終わりって？何？
しかも、

「必要書類は全部そろえてあるから、上の総務に取りに行ってね」

って。。。
それって前から準備してた、ってこと？
今まで5年間ここの会社で働いてきたことって、一体・・・。

♪あーの日　あーの日　あーの場所で　リーストラ　言い渡された～♪

ってほんと、シャレにもなりませんね・・・。
しばらく頭が真っ白で、これからどうしたらいいの？？？状態でした・・・。

まあ、スペインのこの不況真っただ中の状態からすれば、
社員を解雇することなんてどこの会社でも日常茶飯事のことだろうし、
解雇するならスペイン人よりも外国人の私が解雇されるのが普通だとは
頭ではわかっていても、いざ自分がその状態に置かれると、
やはりキツいものがありますね・・・。

日本ではいつも仕事を辞める時は自己都合だったので、初めて
経験したリストラはかなり堪えました。。。

というわけで、一瞬のうちにスペイン500万人の失業者の仲間入りと
なりました。

しかし失業率が25％、って、この国やっぱり普通じゃない・・・。
しかも、若者だけ見ると、失業率50％だもんね・・・。

幸いなことに住宅ローンとか背負っている借金は特にないのが
救いといえば救いですが、家賃とか光熱費は毎月払わないと
いけないので、失業手当がもらえるにしても、スペインって
法律がコロコロ変わる国だから当てにできないし、ああ、
ホント、頭が痛い・・・。

人生の転機、ってこうやって突然やってくるんだ、ということを身をもって
感じさせられた一日でした。。。