COME ON! ROCKIN' ROAD 4月マンスリーゲスト/竹内まりや(2017年4月9日放送分) [ラジオ]
「COME ON! ROCKIN' ROAD 」
昨年から始まったFM COCOLOのマッチのラジオです。
先月のマンスリーゲスト、まりやさんだったのですが、
近畿圏限定で、さらにラジコのタイムフリーでも聴けない、
ということだったので、一ヶ月遅れですが、マッチとまりやさんとの
トーク部分だけ、文字起こし、してみました。
初めての試みなので、誤字、脱字、お許しください。
できるだけお二人のお話されている雰囲気が伝わるよう、
忠実に起こしたつもりです。
というわけで、12分ほどでしたが、お二人とも楽しくいろいろおしゃべり
されてたので、けっこう長くなってます(^-^;
~~~以下、トーク部分です~~~
マッチ(以下マ): はい、というわけで竹内まりやさんに来ていただきまして、
ホントに、いやー感動ですね!
まりや(以下ま): いえいえそんな(笑)久しぶりですマッチ。お元気そうで何よりで。
呼んでいただいてどうもありがとうございます。
マ: いえいえ。なんかこうしてあのー、あれですね、お話するの、初めてじゃ
ないですか?
ま: なんかおかしいよねー、なんかプライベートでどっかでね、会ったりとか、
っていうのはあるのに、仕事場でこうお仕事的にお話する、ってもしかして初めて?
マ: 初めて。なんかこうプライぺートでも誰かしら、真ん中に挟んだりとかしてますしね。
ま: そうだね。だから二人でこうやって何かについてしゃべる、っていうのは
ちょっと初めてで、面白い(笑)
マ: いやいや(笑)ちょっと待ってください!
(ヒッヒッヒッヒと笑っているまりやさん)
えー、竹内まりやさん、僕、あの初めてお会いしたのは、まあ、一番印象にあるのは
やっぱりあのー、結婚式。
ま: 結婚式。結婚式ね、そうだね。
マ: に参加させていただきました。
ま: あれはねー、あの、35年前の4月だったので。
マ: えっ?
ま: そうなんです、その時多分(マッチは)17歳とか8歳、だったでしょ?
マ: そうですね。
ま: ねー。一番若い、あのー、披露宴のゲストだったと思いますよ。
マ: んー、あのー、ホントに、あれ(不思議な)ピーチパイのあとですかね?
ま: はい、ピーチパイはもう、はい、あとでしたね。
マ: そうですよね。
ま: はい、はい。
マ: ピーチパイのあとで、ま、ピーチパイのコマーシャルにも、僕、影響されてましたし。
ま: あ、そうなの?(笑)
マ: はい、あのピーチパイのコマーシャルに出てた女の子も、すごくポスター好きで。
ま: あー、マリアンさんね。
マ: ええ。
ま: はい、はい。
マ: きれいだなー、と思って。
ま: ええ。
マ: で、それにまた引かれるように、歌もすごくきれいで。
ま: あー、どうもありがとう。
マ: で、まあ、もちろんまりやさんが、もっとお綺麗で。
ま: またぁー。
マ: ハハハハ、でもホントに。
ま: でもちょうどデビューして間もない頃だよね、マッチがね。
マ: そうなんです。
それで、まあ、結婚式に出席させていただいて、で、どうして、
めちゃめちゃ結婚、まりやさんはもちろんなんですけども、
結婚する前の女性、ってめちゃめちゃキレイになりますね。
ま: そうですか?
マ: もう、あの時、僕、ホントまぶしかったんですよ。
ま: 輝いてた頃?(笑)
マ: 輝いてて。いや、ホントに。
ま: ありがとう。
マ: 達郎さんの横にいたから。
ま: ヒッヒッヒッヒッ(笑)そういう意味?
マ: なおさらなんかこう、輝いて見えた、っていうか・・・。怒られるような気が
するんですけど。
ま: いや、でもホント嬉しかった。あの、その、デビューしたての、
同じレコード会社の、若いジャニーズアイドルが、わざわざ
披露宴に来てくれて、素敵なスピーチをしてくださって、ホント覚えてるんですよ。
いやー、あの子はホントすごいよね、って。あのー、並み入るいろんな
御来賓の方々を押しやって、すごくいいスピーチをしてくださったんですよ。
マ: えっ?
ま: 内容は私もよく覚えてないんだけど、あの子いいこと言ってくれたよねー、って、
あとで達郎と感動したの覚えてる。
マ: アハハ、そうですか(照れ)。
ま: でもマッチは、あの頃から、変わってないね。
いやもちろん素敵な大人になったけど、基本的に、その、軸にある、
その、なんていうのかな、やんちゃなマッチ、っていうか、そういう
イメージが全く変わらない。
それが逆にステキ。52歳になったんでしょ?さっき聞いて。
マ: はい。52です。
ま: それ聞いてちょっとのけぞったけど。
マ: フッフッフッフッ(笑)
ま、マ: だってあれから35年経ってるわけですからねー。
ま: うん、でもそのブレない感じがすごく好き。
マ: いや、まりやさんももちろんそうですよ。
ま: (笑)いやいやいやいや(笑)
マ: いやー、全然お変わりない、っていうか、あれですかね、
達郎さんにしても、まりやさんにしても、なんかこう、ずっと、
何て言うんですか、体のシャープさを保って、、、
ま: そういうストイシズムが私達にはないんですけれども。
マ: ないんですか?
ま: なんかこうジムに通うとか、何かにこうすごい、何て言うのかな、
自分を追い込んで、なんかシェイプをするとか、そういうことが
全くないので、逆に、そういうことに対してストレスを
持ってないのがいいのかな、と。
マ: なんかで、まりやさんの、雑誌か何かで、雑誌、ラジオか何かで、
まりやさんが、
「音楽と主婦とやっていて、主婦だけやってたら煮詰まってしまうから
音楽に行き、音楽だけやってたら煮詰まってしまうから、主婦業が
上手く行き」みたいな。
ま: そうだね、あの、どっちもあるから成り立つ、っていうところが
すごくあって、音楽だけを究めて、自分を追い込んで行きなさい、
って言われたら、多分逃げたくなるタイプなんですよ。
マ: そういう時にパッと主婦に行く?
ま: 主婦に行く、っていうよりも、そこに自分の心のよりどころがある、
ってことがすごく大きくて、だけど毎日ずっと味噌汁作っときなさい、
って言われても、なんかちょっと自分で表現したいな、っていう
部分があって、それをやっぱり音楽表現の場が、たまたま
与えられてることに、まあ感謝しつつ、だからその行き来が
好きなんでしょうね。
マ: ちょっとだからその部分は似てて、僕も芸能とか、音楽、っていうか
この世界だけにいると、ちょっと煮詰まっちゃってて、多分だからもう
いなくなってたかもしれない。
逆に言うと一生懸命やりすぎて、、、
ま: うん、うん、うん、わかる。
マ: で、パンクして、ダメになってしまう。
だからやっぱりレースがあって、レースはレースで厳しい世界なんですよ。
ま: そりゃそうだよね。命もかかってるしね。
マ: そうなんですよ。そこに行くことによって、まあ芸能のことを
少し忘れられて、でもレースでも厳しくなれて、でもレースだけ
突き止めてるとまたこれはこれで命がけなんで、死んでしまう可能性がある。
ま: うん、うん。
マ: そうすると、ある程度のところまで行くとまた歌を歌いたくなる。
まあ両方とも籍がある、あったんでラッキーかな。
ま: でもさー、リスキーなことだよね?
マ: リスキー。
ま: 芸能界を離れる、っていうのはさー、忘れ去られるかもしれないし、
まあそれはそれで違う職業になっていくんだろうけど、でもレースで
成功するとも限らないところにいるわけだからね。
けっこう賭けだよね。
マ: 10年ぐらい本当に。
ま: よく頑張ったな、と思って。で、その頑張りが多分素敵な大人にしたんだな、
と、私の目から見るマッチが、あるところすごく純粋に変わっていないのに、
あるところすごくステキな大人になった、っていうのは、そのいろんな
逡巡する思いとか、多分レースで苦労したこととか、営業とかいっぱい
しないといけないとかあるじゃない?
そのいわゆる大人にならないといけない、っていう、それを体験したから
今のマッチがあるんだろうなー、と思って。
今はすごくカンファタブルに行き来をしてるな、っていうふうに
見えてるけどね、私の目には。
(♫不思議なピーチパイ/竹内まりや)
マ: だからまあ52、って、まりやさん驚いてましたけど。
ま: 驚いた、ホント。10代だったからねー。
マ: でもやっぱりレースの世界に入って、20ぐらいから行って、2000年ぐらい、
今から約20年近く前ぐらいから割とこう自分でいろんなことを
やらなきゃいけなくなってきて、そこからはね、相当社会人としての、
こうキャッチアップが始まった、っていうか。
ま: それとやっぱり結婚もして、子どもを持たれた、っていうそういうことも
大きかったと思うし、やっぱりアイドルの人が50代を迎えて、
家庭もちゃんと持つ、ってすごくハードなことだと思うのよ。
それもやりながら、その別の世界で一線をまたね、歩いている、っていう。
マ: 大変なんですけどね。
ま: いや、えらいよ。だから私ホントにリスペクトする。
マ: アイドルをリスペクトしてくれるのはすごくありがたい言葉なんですけれども。
実はまりやさんも、割とアイドル、っぽいところから。
ま: アイドル、っぽいというよりもアイドルがいない時代に私はデビューしてるので。
アイドルが、こう、不作な時代だったんですよ、1978年、っていうのは。
マ: 前はどなたぐらいだったんですか?
ま: 誰がいたんだろう、、、アイドル、って、、、
マ: 山口百恵さんとか?
ま: 百恵さんはもう引退なさろうとしていたのね。で、次にトシちゃんが
出てくるまでのハザマなんですよ。たのきんが出るそのハザマだったので、
だから私とか杏里とか、あとは桑江知子ちゃんとか、そういった人たちが、
まあアイドル的な活動も多少強いられていたので。
芸能人運動会に出るとか。
で、それは違うな、って私は思っていて。
マ: まりやさん、運動会出られたんですか?
ま: 運動会出ましたよ!走り高跳びとかけっこういいところまで行ったんですよ。
マ: えっ?
ま: RCAの、そのレコード会社のゼッケンをつけてさ。
マ: 僕も何年かやりましたよ。
ま: やったでしょ~?
マ: RCAの。
ま: これをやりながら、私、これ音楽やりたいんだけど、これやってていいのかなー、
ってすごい疑問があって。
マ: ちょっとまりやさんの体操着、、、どんな姿なんですか?
ま: いや、まあ、そこに、あの、自分が運ばれていったら頑張っちゃうタイプなんで、
それはそれでいいんだけど、夜になって考えたら、いや、私ちょっと
音楽やりたいんだけどな、って。
で、それをやめるには、いったん結婚をするとか、一回休業するのが
一番いいだろうな、と思っていたところに、たまたま達郎と付き合いだしたので、
ああ、じゃあもう結婚して一回こういうの全部なしにしたいな、
って、2年ぐらい休業したんですよ。
その間がすごく実り多かったんですね。
マ: なるほどー。そのアイドル、っぽく売り込まれてて、ちょっと私のやってること
こうじゃないんじゃけど、みたいな悩みは達郎さんに?
ま: 達郎にずっと相談してた。私も、その、あの、山下さんみたいに
ちょっと音楽的にやりたいし、自分でもっと曲を作ったりしたいし、
みたいなことは、レコード会社の先輩でしたから、だからいろんな
愚痴を聞いてもらったり、っていう風にするうちに、本当に、
あ、この人と一緒にいたらいいなー、って思うようになって、
結婚したんですけどね。
マ: 達郎さんラッキーですねぇ~。
ま: いやいやいや、あの、誠意が、とっても誠意がある人だったんで。
もちろん彼の才能はすごいんですけど、やっぱ人間的に、あ、この人は
ホント誠意がある人だな、って。
マ: 決め手!なんていうのはあったんですか?
ま: 決め手?
マ: これでもう達郎さんと結婚して、ここだな!っていう。
ま: あ、一緒にいて楽しい。もうずっと話してたい、っていう。
マ: あー。
ま: 話してることがずーっと楽しい、っていう、それって、やっぱ結婚生活には
一番いいんだな、って今でも思いますよ。
ずーっとしゃべってるから。
マ: ええ、確かに。おしゃべり好きですよね(笑)
ま: そうなんですよ。だから私の結婚生活のあとの、一番最初のお仕事、って
ハイティーンブギのコーラスだったんですよ、今考えると。
マ: あれが一番初めだったんですか?
ま: 私、休業したでしょ?休業したから自分では歌わない、っていう生活をしてて、
でもちょっとコーラス一曲やって、って言われたのがハイティーンブギ。
マ: えっ?
ま: そうなんです。結婚初仕事。
マ: そうなんです。達郎さんがこの前ここにゲストで来ていただいた時にその話に
なったんですけど、
「あれだよ、ハイティーンブギのコーラスは、まりやとかEPOとかが
全部やったんだよ。」
とかって言ってくれてたんですけど。
ま: 同じレコード会社だったしね。
何しろ結婚式の次の日、結婚式が終わって披露宴が終わって次の日、
私たちはホテルオークラで一泊したんですけど、その次の日に、
ハイティーンブギの打ち合わせに、スタッフがこの部屋にやってきた、っていう。
マ: えええええー!そんな失礼なことをしたんですか?
ま: 松本隆さんとか、あのー、やってきて、
「いやー、その、次はマッチ、っていう人の映画の主題歌なんで、ちょっと、こう、
けっこうドライブ感のある曲をどう?」
みたいな、さ。打ち合わせを結婚式のあとに、、、
マ: 失礼なスタッフで!そうだったんですか。。。
ま: そう、それでコーラス参加させていただいて(笑)
(♫ハイティーンブギ/近藤真彦)
ー終わりー
昨年達郎さんがゲストだった時も思ったのですが、トークの終わりに
「ありがとうございました」とかそういう「ここでこのコーナーは終わりですよー」
っていうお知らせのようなものが全くなく、今回もトークが続くのかな?
と思ったら、突然ハイティーンブギが流れてCM,最後のコーナーに
行ってしまって、トークがぶつ切りされてたのが残念でした。。。
まとめて収録して4回分にカットして放送するのは普通によくあることなのかも
しれませんが、それならそれでもう少しアレンジして丁寧に編集して
欲しかったな、、、
それでは、次回は4月16日放送分をUPの予定です。。。
昨年から始まったFM COCOLOのマッチのラジオです。
先月のマンスリーゲスト、まりやさんだったのですが、
近畿圏限定で、さらにラジコのタイムフリーでも聴けない、
ということだったので、一ヶ月遅れですが、マッチとまりやさんとの
トーク部分だけ、文字起こし、してみました。
初めての試みなので、誤字、脱字、お許しください。
できるだけお二人のお話されている雰囲気が伝わるよう、
忠実に起こしたつもりです。
というわけで、12分ほどでしたが、お二人とも楽しくいろいろおしゃべり
されてたので、けっこう長くなってます(^-^;
~~~以下、トーク部分です~~~
マッチ(以下マ): はい、というわけで竹内まりやさんに来ていただきまして、
ホントに、いやー感動ですね!
まりや(以下ま): いえいえそんな(笑)久しぶりですマッチ。お元気そうで何よりで。
呼んでいただいてどうもありがとうございます。
マ: いえいえ。なんかこうしてあのー、あれですね、お話するの、初めてじゃ
ないですか?
ま: なんかおかしいよねー、なんかプライベートでどっかでね、会ったりとか、
っていうのはあるのに、仕事場でこうお仕事的にお話する、ってもしかして初めて?
マ: 初めて。なんかこうプライぺートでも誰かしら、真ん中に挟んだりとかしてますしね。
ま: そうだね。だから二人でこうやって何かについてしゃべる、っていうのは
ちょっと初めてで、面白い(笑)
マ: いやいや(笑)ちょっと待ってください!
(ヒッヒッヒッヒと笑っているまりやさん)
えー、竹内まりやさん、僕、あの初めてお会いしたのは、まあ、一番印象にあるのは
やっぱりあのー、結婚式。
ま: 結婚式。結婚式ね、そうだね。
マ: に参加させていただきました。
ま: あれはねー、あの、35年前の4月だったので。
マ: えっ?
ま: そうなんです、その時多分(マッチは)17歳とか8歳、だったでしょ?
マ: そうですね。
ま: ねー。一番若い、あのー、披露宴のゲストだったと思いますよ。
マ: んー、あのー、ホントに、あれ(不思議な)ピーチパイのあとですかね?
ま: はい、ピーチパイはもう、はい、あとでしたね。
マ: そうですよね。
ま: はい、はい。
マ: ピーチパイのあとで、ま、ピーチパイのコマーシャルにも、僕、影響されてましたし。
ま: あ、そうなの?(笑)
マ: はい、あのピーチパイのコマーシャルに出てた女の子も、すごくポスター好きで。
ま: あー、マリアンさんね。
マ: ええ。
ま: はい、はい。
マ: きれいだなー、と思って。
ま: ええ。
マ: で、それにまた引かれるように、歌もすごくきれいで。
ま: あー、どうもありがとう。
マ: で、まあ、もちろんまりやさんが、もっとお綺麗で。
ま: またぁー。
マ: ハハハハ、でもホントに。
ま: でもちょうどデビューして間もない頃だよね、マッチがね。
マ: そうなんです。
それで、まあ、結婚式に出席させていただいて、で、どうして、
めちゃめちゃ結婚、まりやさんはもちろんなんですけども、
結婚する前の女性、ってめちゃめちゃキレイになりますね。
ま: そうですか?
マ: もう、あの時、僕、ホントまぶしかったんですよ。
ま: 輝いてた頃?(笑)
マ: 輝いてて。いや、ホントに。
ま: ありがとう。
マ: 達郎さんの横にいたから。
ま: ヒッヒッヒッヒッ(笑)そういう意味?
マ: なおさらなんかこう、輝いて見えた、っていうか・・・。怒られるような気が
するんですけど。
ま: いや、でもホント嬉しかった。あの、その、デビューしたての、
同じレコード会社の、若いジャニーズアイドルが、わざわざ
披露宴に来てくれて、素敵なスピーチをしてくださって、ホント覚えてるんですよ。
いやー、あの子はホントすごいよね、って。あのー、並み入るいろんな
御来賓の方々を押しやって、すごくいいスピーチをしてくださったんですよ。
マ: えっ?
ま: 内容は私もよく覚えてないんだけど、あの子いいこと言ってくれたよねー、って、
あとで達郎と感動したの覚えてる。
マ: アハハ、そうですか(照れ)。
ま: でもマッチは、あの頃から、変わってないね。
いやもちろん素敵な大人になったけど、基本的に、その、軸にある、
その、なんていうのかな、やんちゃなマッチ、っていうか、そういう
イメージが全く変わらない。
それが逆にステキ。52歳になったんでしょ?さっき聞いて。
マ: はい。52です。
ま: それ聞いてちょっとのけぞったけど。
マ: フッフッフッフッ(笑)
ま、マ: だってあれから35年経ってるわけですからねー。
ま: うん、でもそのブレない感じがすごく好き。
マ: いや、まりやさんももちろんそうですよ。
ま: (笑)いやいやいやいや(笑)
マ: いやー、全然お変わりない、っていうか、あれですかね、
達郎さんにしても、まりやさんにしても、なんかこう、ずっと、
何て言うんですか、体のシャープさを保って、、、
ま: そういうストイシズムが私達にはないんですけれども。
マ: ないんですか?
ま: なんかこうジムに通うとか、何かにこうすごい、何て言うのかな、
自分を追い込んで、なんかシェイプをするとか、そういうことが
全くないので、逆に、そういうことに対してストレスを
持ってないのがいいのかな、と。
マ: なんかで、まりやさんの、雑誌か何かで、雑誌、ラジオか何かで、
まりやさんが、
「音楽と主婦とやっていて、主婦だけやってたら煮詰まってしまうから
音楽に行き、音楽だけやってたら煮詰まってしまうから、主婦業が
上手く行き」みたいな。
ま: そうだね、あの、どっちもあるから成り立つ、っていうところが
すごくあって、音楽だけを究めて、自分を追い込んで行きなさい、
って言われたら、多分逃げたくなるタイプなんですよ。
マ: そういう時にパッと主婦に行く?
ま: 主婦に行く、っていうよりも、そこに自分の心のよりどころがある、
ってことがすごく大きくて、だけど毎日ずっと味噌汁作っときなさい、
って言われても、なんかちょっと自分で表現したいな、っていう
部分があって、それをやっぱり音楽表現の場が、たまたま
与えられてることに、まあ感謝しつつ、だからその行き来が
好きなんでしょうね。
マ: ちょっとだからその部分は似てて、僕も芸能とか、音楽、っていうか
この世界だけにいると、ちょっと煮詰まっちゃってて、多分だからもう
いなくなってたかもしれない。
逆に言うと一生懸命やりすぎて、、、
ま: うん、うん、うん、わかる。
マ: で、パンクして、ダメになってしまう。
だからやっぱりレースがあって、レースはレースで厳しい世界なんですよ。
ま: そりゃそうだよね。命もかかってるしね。
マ: そうなんですよ。そこに行くことによって、まあ芸能のことを
少し忘れられて、でもレースでも厳しくなれて、でもレースだけ
突き止めてるとまたこれはこれで命がけなんで、死んでしまう可能性がある。
ま: うん、うん。
マ: そうすると、ある程度のところまで行くとまた歌を歌いたくなる。
まあ両方とも籍がある、あったんでラッキーかな。
ま: でもさー、リスキーなことだよね?
マ: リスキー。
ま: 芸能界を離れる、っていうのはさー、忘れ去られるかもしれないし、
まあそれはそれで違う職業になっていくんだろうけど、でもレースで
成功するとも限らないところにいるわけだからね。
けっこう賭けだよね。
マ: 10年ぐらい本当に。
ま: よく頑張ったな、と思って。で、その頑張りが多分素敵な大人にしたんだな、
と、私の目から見るマッチが、あるところすごく純粋に変わっていないのに、
あるところすごくステキな大人になった、っていうのは、そのいろんな
逡巡する思いとか、多分レースで苦労したこととか、営業とかいっぱい
しないといけないとかあるじゃない?
そのいわゆる大人にならないといけない、っていう、それを体験したから
今のマッチがあるんだろうなー、と思って。
今はすごくカンファタブルに行き来をしてるな、っていうふうに
見えてるけどね、私の目には。
(♫不思議なピーチパイ/竹内まりや)
マ: だからまあ52、って、まりやさん驚いてましたけど。
ま: 驚いた、ホント。10代だったからねー。
マ: でもやっぱりレースの世界に入って、20ぐらいから行って、2000年ぐらい、
今から約20年近く前ぐらいから割とこう自分でいろんなことを
やらなきゃいけなくなってきて、そこからはね、相当社会人としての、
こうキャッチアップが始まった、っていうか。
ま: それとやっぱり結婚もして、子どもを持たれた、っていうそういうことも
大きかったと思うし、やっぱりアイドルの人が50代を迎えて、
家庭もちゃんと持つ、ってすごくハードなことだと思うのよ。
それもやりながら、その別の世界で一線をまたね、歩いている、っていう。
マ: 大変なんですけどね。
ま: いや、えらいよ。だから私ホントにリスペクトする。
マ: アイドルをリスペクトしてくれるのはすごくありがたい言葉なんですけれども。
実はまりやさんも、割とアイドル、っぽいところから。
ま: アイドル、っぽいというよりもアイドルがいない時代に私はデビューしてるので。
アイドルが、こう、不作な時代だったんですよ、1978年、っていうのは。
マ: 前はどなたぐらいだったんですか?
ま: 誰がいたんだろう、、、アイドル、って、、、
マ: 山口百恵さんとか?
ま: 百恵さんはもう引退なさろうとしていたのね。で、次にトシちゃんが
出てくるまでのハザマなんですよ。たのきんが出るそのハザマだったので、
だから私とか杏里とか、あとは桑江知子ちゃんとか、そういった人たちが、
まあアイドル的な活動も多少強いられていたので。
芸能人運動会に出るとか。
で、それは違うな、って私は思っていて。
マ: まりやさん、運動会出られたんですか?
ま: 運動会出ましたよ!走り高跳びとかけっこういいところまで行ったんですよ。
マ: えっ?
ま: RCAの、そのレコード会社のゼッケンをつけてさ。
マ: 僕も何年かやりましたよ。
ま: やったでしょ~?
マ: RCAの。
ま: これをやりながら、私、これ音楽やりたいんだけど、これやってていいのかなー、
ってすごい疑問があって。
マ: ちょっとまりやさんの体操着、、、どんな姿なんですか?
ま: いや、まあ、そこに、あの、自分が運ばれていったら頑張っちゃうタイプなんで、
それはそれでいいんだけど、夜になって考えたら、いや、私ちょっと
音楽やりたいんだけどな、って。
で、それをやめるには、いったん結婚をするとか、一回休業するのが
一番いいだろうな、と思っていたところに、たまたま達郎と付き合いだしたので、
ああ、じゃあもう結婚して一回こういうの全部なしにしたいな、
って、2年ぐらい休業したんですよ。
その間がすごく実り多かったんですね。
マ: なるほどー。そのアイドル、っぽく売り込まれてて、ちょっと私のやってること
こうじゃないんじゃけど、みたいな悩みは達郎さんに?
ま: 達郎にずっと相談してた。私も、その、あの、山下さんみたいに
ちょっと音楽的にやりたいし、自分でもっと曲を作ったりしたいし、
みたいなことは、レコード会社の先輩でしたから、だからいろんな
愚痴を聞いてもらったり、っていう風にするうちに、本当に、
あ、この人と一緒にいたらいいなー、って思うようになって、
結婚したんですけどね。
マ: 達郎さんラッキーですねぇ~。
ま: いやいやいや、あの、誠意が、とっても誠意がある人だったんで。
もちろん彼の才能はすごいんですけど、やっぱ人間的に、あ、この人は
ホント誠意がある人だな、って。
マ: 決め手!なんていうのはあったんですか?
ま: 決め手?
マ: これでもう達郎さんと結婚して、ここだな!っていう。
ま: あ、一緒にいて楽しい。もうずっと話してたい、っていう。
マ: あー。
ま: 話してることがずーっと楽しい、っていう、それって、やっぱ結婚生活には
一番いいんだな、って今でも思いますよ。
ずーっとしゃべってるから。
マ: ええ、確かに。おしゃべり好きですよね(笑)
ま: そうなんですよ。だから私の結婚生活のあとの、一番最初のお仕事、って
ハイティーンブギのコーラスだったんですよ、今考えると。
マ: あれが一番初めだったんですか?
ま: 私、休業したでしょ?休業したから自分では歌わない、っていう生活をしてて、
でもちょっとコーラス一曲やって、って言われたのがハイティーンブギ。
マ: えっ?
ま: そうなんです。結婚初仕事。
マ: そうなんです。達郎さんがこの前ここにゲストで来ていただいた時にその話に
なったんですけど、
「あれだよ、ハイティーンブギのコーラスは、まりやとかEPOとかが
全部やったんだよ。」
とかって言ってくれてたんですけど。
ま: 同じレコード会社だったしね。
何しろ結婚式の次の日、結婚式が終わって披露宴が終わって次の日、
私たちはホテルオークラで一泊したんですけど、その次の日に、
ハイティーンブギの打ち合わせに、スタッフがこの部屋にやってきた、っていう。
マ: えええええー!そんな失礼なことをしたんですか?
ま: 松本隆さんとか、あのー、やってきて、
「いやー、その、次はマッチ、っていう人の映画の主題歌なんで、ちょっと、こう、
けっこうドライブ感のある曲をどう?」
みたいな、さ。打ち合わせを結婚式のあとに、、、
マ: 失礼なスタッフで!そうだったんですか。。。
ま: そう、それでコーラス参加させていただいて(笑)
(♫ハイティーンブギ/近藤真彦)
ー終わりー
昨年達郎さんがゲストだった時も思ったのですが、トークの終わりに
「ありがとうございました」とかそういう「ここでこのコーナーは終わりですよー」
っていうお知らせのようなものが全くなく、今回もトークが続くのかな?
と思ったら、突然ハイティーンブギが流れてCM,最後のコーナーに
行ってしまって、トークがぶつ切りされてたのが残念でした。。。
まとめて収録して4回分にカットして放送するのは普通によくあることなのかも
しれませんが、それならそれでもう少しアレンジして丁寧に編集して
欲しかったな、、、
それでは、次回は4月16日放送分をUPの予定です。。。
2017-05-09 05:18
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