COME ON! ROCKIN' ROAD 4月マンスリーゲスト/竹内まりや(2017年4月16日放送分) [ラジオ]
今回は意外とすんなり文字起こしができたので、早速アップします。。。
マッチ(以下マ): まあ、あの、誰もが知っているとは思いますけれども、
どなたも知ってるとは思いますが、まりやさんあれですよね、
旅館の、、、
まりや(以下ま): はいそうです。
あのー、出雲、出雲大社から歩いて一分のところにある
宿屋の娘です。
マ: そうなんですよね。えー、旅館のお嬢さんで、まりやさんどこかへ
留学されたんですよね?
ま: えーと、高校時代に、あのー、アメリカ、シカゴのそばの田舎町に、
一年ほど行ってました。
マ: そこでなんか英語を?
ま: そうですね。
英語は、元々私はビートルズが好きだったので。小学校の時から、
いつかそういうアメリカとかイギリスに行きたいと思っていて、まあ、
たまたま高校時代に一年ほど、行ったんですけど。
マ: 良かったですか?やっぱり。
ま: 良かったですね。
やっぱりその留学体験は今でも役に立ってると思うし、何かこう、音楽で、
結局、あの、ビートルズが好きになったことで、あのー、外国に憧れて
行ったんだけども、体験的にやっぱり、そのー、人種とかね、そういう
文化とかを超えて、やっぱ人間ってみんな一緒なんだ、っていうことを
一年のその留学を通して、それを味わったことが、、、
マ: 国境的な。
ま: そういうものはないんだ、っていう風に思えた、そのぐらい素敵な家族の中で、
まあ、暮らしたんで。
マ: いいなー。
ま: それはすごく大きな体験でしたね。
マ: 出雲大社の近くの旅館のお嬢様が、高校で、一人で。反対じゃないんですか?
みんな、家族は。
ま: いえいえ、みんなもう「いってらっしゃーい」てな感じで。
マ: えー!
ま: はい。あのー、なんだろうねー、田舎だったんで、こう、その田舎の外にある世界
っていうのをすごく見たい、っていう好奇心がすごく強かったんでしょうね。
マ: お母様、お父様も「ダメだ!」っていう、、、
ま: いやいやいや、父は元々自分自身が外国行きたい人だったので、もう、
「よくぞ夢をかなえてくれた!」っていうことでした。
マ: え!
ま: だから私にまりや、っていう名前を多分つけたんでしょうね。
なんか外国に行っても通じる名前がいいだろう、って思って。
マ: そうですよね。出雲大社の横のお嬢さんまりやだよ、っていうのも
変な話ですもんね(笑)
ま: ホントね(笑)でも私は、6人兄弟がいるので、6人兄弟の一人なんで、
ありとあらゆる世代の、ありとあらゆる音楽に浸かって、ま、両親も
音楽が好きだったので。だからエルビス・プレスリーからピンクレディまでこう、
バーッと兄弟のすべての文化をこう私は吸収したので、それも良かったかも
しれないですね。
マ: もう、歌とか音楽はもう、じゃあ、、、
ま: 大好きでしたね、ちっちゃい頃から。
マ: 子供の頃から。
ま: 子供の頃から。ピアノの、あのお稽古に行くのは大嫌いだったんですけどね。
ああいうクラッシックの、その、譜面を見て弾くのは。
でも歌うことは大好きで。
マ: ま、まあ見えてましたね、将来、歌手になるのは。
ま: いやいや全くなかった。私は、その、外国のミュージシャンにインタビューする人に
なりたかったんです。
マ: えっ!
ま: 例えばビートルズが来日したら、
「この曲について、あの、何かコメントを聞かせてください。」
っていう人になりたかったんですよ。
それでまあ、英語も勉強したいな、って思ったんですけど、まさか歌う人になるとは。
大学に入って、あのー、アマチュアのバンドをずっとやってて、まあ留年したん
ですけどね、それが楽しすぎて。フランス語落として。
マ: ハッハッハッハッ(笑)
ま: それで、あぁ、これで留年したからあんまりちゃんとしたその、就職、ね、あの、
JTBとか行こうと思ってたのに、とかさー。
マ: ハッハッハ(笑)
ま: できないなーと思って、考えてる時に、まあ、そのコーラスのアルバイト的にあの、
こう、声がかかって、それがきっかけでこの業界に入ったんですけど、まさかその、
歌う人になるとは、夢にも思わなかった。
歌は好きでしたけどね、もちろん。
マ: あれなんですよね。竹内まりやさんじゃなくて、本当は山下まりやさん
なんですよね。
ま: はい、本名はそうですね。
マ: そうなんですよね。山下まりやさんをちょっと聞いてみたいな、と
思ってたんですけど。
ま: なんなの?(笑)
マ: いや、普段、あのー、家でお食事とか作られます?
ま: はい、もうほとんどそうですね。あの、達郎がツアーに行ったり
してなければ、あと、スタジオとかでお弁当とか食べてなければ、
だいたい家で作って食べてます。
けっこう粗食ですよ、私たち。あんまりそんなこうゴージャスなことはしない。
マ: あの、お嬢さんも入って。
ま: まだお嫁に行ってないんですけど。
マ: 3人でじゃあ、お住まいになってて。
ま: 3人とブルドッグ(笑)
マ: フッフッフッフッ、あ、ブルドッグなんですか(笑)
ま: イングリッシュブルドッグがいます。
マ: あ、そっか。で、3人で住んでて、で、朝ごはんはまりやさんが
作ったりとかして。
ま: そうですね、朝と昼がだいたいあの、ブランチみたいな感じ?
だから2食なんですね。
マ: めちゃおしゃれじゃないですか!
ま: いや、おしゃれとかじゃはなく、ホント普通ですよ。
マ: いや、普通じゃない!普通じゃないと思う!
ま: いや、ホントに。
マ: まりやさんは普通だけど、普通の家の朝ごはん、って
知らないんじゃないんですか?
ま: ってか、マッチは何食べてるの?
マ: 前の、あの、晩残ったカレーライスとか。
ま: いや、そういうこともあると思うんですけど、でもどうだろうな、
あのね、 達郎が食べるものが決まってるんですよ。
だから、あの、ちゃんと、サラダと、それからうちで作るヨーグルトが
あるんですけど。
マ: ほらそこがもう違いますもん、買ってきますもん、うちら、ヨーグルトは。
ま: あっ、そうか。
マ: 作んないもん、家で。
ま: だって簡単だよ!だってヨーグルトの種をずーっとさ、牛乳さえ足せば、
どんどんどんどん繁殖していくから。
マ: いやそんなめんどくさいことしてないわな、うちはなー。
ま: でもホント普通の、普通の日常生活を送っています、私たちは。
限りなく普通だと思う。なんだろうねぇー、なんかこうしなきゃいけない、
っていう決め事は何もないです、うちは。
マ: 何もない?
ま: うん、わりと自由で。
マ: 例えばさぁ、あの、部屋とかは、まりやさんの部屋は、まりやさんが
自分で何かこう音楽する部屋が、、、
ま: ないない。
マ: えっ?
ま: 私はあの、食卓、ってか、あのダイニングテーブルにミニキーボードを置いて、
だいたい曲を作るのが好きで。
ピアノもあるんですけど、ピアノよりも、こういうちっちゃなミニキーボードで、
リズムBOXも入ってるやつ。
で、達郎は達郎でちゃんと仕事場を持っていて、そこでやるので、で、
そこで私が弾き語りでテープを入れた、、、テープ、って言わないね、今ね、
フッフッフッフッ(笑)
マ: まだ中にはテープの方もいらっしゃるんですけどね(笑)
ま: フッフッフッフッ(笑)
入れたのを達郎さんに持って行きまして、
「このアレンジをよろしくお願いします。」
って言ってアレンジしてもらう、みたいなことが多いですね。
マ: 達郎さん365日のうち、音楽やってんの365日ですか?
ま: 音楽に、その、なんだろう、心が行ってるのはもう365日だろうねー。
きっとねー。
マ: 全くそう思います、僕も。
ま: もう好きなんだもん、だって。
だから自分が作ってなくても、聴くことが好きでしょ?
で、自分がラジオ持ってて、そのラジオに何をかけようか、とか、そういうの
選んでる時もすごく生き生きとしてるよね。
「次はなんとかの特集だなー」とか言いながら、こう自分でレコード選んだり
してる時間は、趣味の、その、音楽の時間、で、スタジオに入って
自分がやる時は、自分が作り上げる時間だから、まあ、ほとんど音楽で一年、
でもお芝居とか文楽見に行ったりするのも好きだし。
運動はしないですけどね(笑)
マ: ハハハハ。
ま: 言ってたでしょ?この番組でも。
マ: 言ってました、言ってました。そういう達郎さんが好きになったんですよね?
まりやさん。
ま: いや、でもね、相性だと思う。
ホントに、一緒にいて、ラク、って言ったらおかしいんだけど、ホントに、あの、
面白いんですよ。飽きない。
マ: うん、うん、うん。一緒にいてね。
ま: 飽きない。そうそう飽きないんです。で、、、
マ: おしゃべりも上手だし。
ま: 上手というか、こう、キャッチボールができる。あの人が知らないことを私が、
「これ知らないだろ~?」って言ってみたり。
マ: ええ、一番悔しいパターンだね。達郎さんがね。
ま: そうそうそう。だってさー、魚の名前とお花の名前、何にも知らないんだよ!
マ: あっ、そうなんだー。
ま: 聞いてごらん、今度。何にも答えられないから。
マ: わかるような気がしましたね。
ま: わかるでしょー。
ま、そういう、彼がいろいろ教えてくれるような音楽話とか、あ、そうなんだー、
で、あのプロデューサーがどうでさ、っていう話をずーっと聞くのも好きだし。
マ: 結婚する前のデートでもそんな話してたんですか?
ま: してたと思いますよ。でも結婚する前は、やっぱり自分の音楽状況を
こういう風にしたい、っていうようなことを相談する場面の方が多かったねー。
マ: 何かその、一般の、なんかこう、アツアツ系のカップルみたいな話が、、、
ま: アツアツだったと思いますよ。
マ: そうですよね?常に二人でデートして音楽の話もね、ちょっと渋いですよね。
ま: そうだね。音楽ばかり別に話してないけどね。
マ: そうですよね。これ聞いていいのかな・・・。
ま: うん。
マ: 例えばその、ま、遊園地はいかないだろうけど、ドライブとか?
ま: ドライブはよくしました。
マ: あー、しました?
ま: しました。湘南とか。
マ: 達郎さん運転で?
ま: そうそう。
マ: 達郎さん運転?
ま: そうそうそう、付き合いだしたきっかけがドライブだったからね。
マ: あっ、そうですかー。
ま: あの、アンルイスさんのレコーディングが終わった後に、これ私、
公で言ってるから あれなんですけど、レコーディングが
終わった後に、彼の多重コーラスを入れてもらって、それが徹夜で
一晩かかったんですよ。
その、リンダ、っていう曲だったんですけど。
マ: はいはい。有名な曲ですね。
ま: 彼の多重コーラス以外ではこの楽曲は成り立たないな、という感じがして、
ま、彼にオファーしたらやってきてくれて、それを一晩かけてアカペラ、
じゃなくてコーラス多重で入れてくれて、それでもう明け方だったんで、
「わー、お疲れ様。ホントありがとうございました。」
って言ったら
「僕、新車買ったんだよ。」
って。
その時、なんかホンダのプレリュードとかの、そういう新車を初めて買ったんだ、
って。
真赤なスポーツカータイプの。
「あー、じゃあ、新車だったら送るよ。」
って言われて、
「じゃあ送ってください。」
って言って。
「でも、この新車、いいから、もうちょっとドライブしたいですね。」
みたいなことを言ってたのが、たぶん付き合うきっかけだったので。
マ: その「リンダ」のコーラスをたのんで、忙しい中達郎さんがやってきてくれて。
ま: やってきてくれたんですよ。
で、アンルイスが頼んだらノーだったのに、私が頼んだらやって来てくれて(笑)
「それどういうこと?」
っていう。アンに突っ込まれましたけど。
いや私、すごく平身低頭にお願いして
「これは本当に達郎さんのコーラスじゃないとダメなんです。」
って言って。
(♫リンダ/竹内まりや)
-終わり-
途中、まりやさんのドライブの話のところで、正しい文章になってないところが
あるのですが、訂正せずそのまま文字起こししていますので、悪しからず
ご了承ください。。。
マッチ(以下マ): まあ、あの、誰もが知っているとは思いますけれども、
どなたも知ってるとは思いますが、まりやさんあれですよね、
旅館の、、、
まりや(以下ま): はいそうです。
あのー、出雲、出雲大社から歩いて一分のところにある
宿屋の娘です。
マ: そうなんですよね。えー、旅館のお嬢さんで、まりやさんどこかへ
留学されたんですよね?
ま: えーと、高校時代に、あのー、アメリカ、シカゴのそばの田舎町に、
一年ほど行ってました。
マ: そこでなんか英語を?
ま: そうですね。
英語は、元々私はビートルズが好きだったので。小学校の時から、
いつかそういうアメリカとかイギリスに行きたいと思っていて、まあ、
たまたま高校時代に一年ほど、行ったんですけど。
マ: 良かったですか?やっぱり。
ま: 良かったですね。
やっぱりその留学体験は今でも役に立ってると思うし、何かこう、音楽で、
結局、あの、ビートルズが好きになったことで、あのー、外国に憧れて
行ったんだけども、体験的にやっぱり、そのー、人種とかね、そういう
文化とかを超えて、やっぱ人間ってみんな一緒なんだ、っていうことを
一年のその留学を通して、それを味わったことが、、、
マ: 国境的な。
ま: そういうものはないんだ、っていう風に思えた、そのぐらい素敵な家族の中で、
まあ、暮らしたんで。
マ: いいなー。
ま: それはすごく大きな体験でしたね。
マ: 出雲大社の近くの旅館のお嬢様が、高校で、一人で。反対じゃないんですか?
みんな、家族は。
ま: いえいえ、みんなもう「いってらっしゃーい」てな感じで。
マ: えー!
ま: はい。あのー、なんだろうねー、田舎だったんで、こう、その田舎の外にある世界
っていうのをすごく見たい、っていう好奇心がすごく強かったんでしょうね。
マ: お母様、お父様も「ダメだ!」っていう、、、
ま: いやいやいや、父は元々自分自身が外国行きたい人だったので、もう、
「よくぞ夢をかなえてくれた!」っていうことでした。
マ: え!
ま: だから私にまりや、っていう名前を多分つけたんでしょうね。
なんか外国に行っても通じる名前がいいだろう、って思って。
マ: そうですよね。出雲大社の横のお嬢さんまりやだよ、っていうのも
変な話ですもんね(笑)
ま: ホントね(笑)でも私は、6人兄弟がいるので、6人兄弟の一人なんで、
ありとあらゆる世代の、ありとあらゆる音楽に浸かって、ま、両親も
音楽が好きだったので。だからエルビス・プレスリーからピンクレディまでこう、
バーッと兄弟のすべての文化をこう私は吸収したので、それも良かったかも
しれないですね。
マ: もう、歌とか音楽はもう、じゃあ、、、
ま: 大好きでしたね、ちっちゃい頃から。
マ: 子供の頃から。
ま: 子供の頃から。ピアノの、あのお稽古に行くのは大嫌いだったんですけどね。
ああいうクラッシックの、その、譜面を見て弾くのは。
でも歌うことは大好きで。
マ: ま、まあ見えてましたね、将来、歌手になるのは。
ま: いやいや全くなかった。私は、その、外国のミュージシャンにインタビューする人に
なりたかったんです。
マ: えっ!
ま: 例えばビートルズが来日したら、
「この曲について、あの、何かコメントを聞かせてください。」
っていう人になりたかったんですよ。
それでまあ、英語も勉強したいな、って思ったんですけど、まさか歌う人になるとは。
大学に入って、あのー、アマチュアのバンドをずっとやってて、まあ留年したん
ですけどね、それが楽しすぎて。フランス語落として。
マ: ハッハッハッハッ(笑)
ま: それで、あぁ、これで留年したからあんまりちゃんとしたその、就職、ね、あの、
JTBとか行こうと思ってたのに、とかさー。
マ: ハッハッハ(笑)
ま: できないなーと思って、考えてる時に、まあ、そのコーラスのアルバイト的にあの、
こう、声がかかって、それがきっかけでこの業界に入ったんですけど、まさかその、
歌う人になるとは、夢にも思わなかった。
歌は好きでしたけどね、もちろん。
マ: あれなんですよね。竹内まりやさんじゃなくて、本当は山下まりやさん
なんですよね。
ま: はい、本名はそうですね。
マ: そうなんですよね。山下まりやさんをちょっと聞いてみたいな、と
思ってたんですけど。
ま: なんなの?(笑)
マ: いや、普段、あのー、家でお食事とか作られます?
ま: はい、もうほとんどそうですね。あの、達郎がツアーに行ったり
してなければ、あと、スタジオとかでお弁当とか食べてなければ、
だいたい家で作って食べてます。
けっこう粗食ですよ、私たち。あんまりそんなこうゴージャスなことはしない。
マ: あの、お嬢さんも入って。
ま: まだお嫁に行ってないんですけど。
マ: 3人でじゃあ、お住まいになってて。
ま: 3人とブルドッグ(笑)
マ: フッフッフッフッ、あ、ブルドッグなんですか(笑)
ま: イングリッシュブルドッグがいます。
マ: あ、そっか。で、3人で住んでて、で、朝ごはんはまりやさんが
作ったりとかして。
ま: そうですね、朝と昼がだいたいあの、ブランチみたいな感じ?
だから2食なんですね。
マ: めちゃおしゃれじゃないですか!
ま: いや、おしゃれとかじゃはなく、ホント普通ですよ。
マ: いや、普通じゃない!普通じゃないと思う!
ま: いや、ホントに。
マ: まりやさんは普通だけど、普通の家の朝ごはん、って
知らないんじゃないんですか?
ま: ってか、マッチは何食べてるの?
マ: 前の、あの、晩残ったカレーライスとか。
ま: いや、そういうこともあると思うんですけど、でもどうだろうな、
あのね、 達郎が食べるものが決まってるんですよ。
だから、あの、ちゃんと、サラダと、それからうちで作るヨーグルトが
あるんですけど。
マ: ほらそこがもう違いますもん、買ってきますもん、うちら、ヨーグルトは。
ま: あっ、そうか。
マ: 作んないもん、家で。
ま: だって簡単だよ!だってヨーグルトの種をずーっとさ、牛乳さえ足せば、
どんどんどんどん繁殖していくから。
マ: いやそんなめんどくさいことしてないわな、うちはなー。
ま: でもホント普通の、普通の日常生活を送っています、私たちは。
限りなく普通だと思う。なんだろうねぇー、なんかこうしなきゃいけない、
っていう決め事は何もないです、うちは。
マ: 何もない?
ま: うん、わりと自由で。
マ: 例えばさぁ、あの、部屋とかは、まりやさんの部屋は、まりやさんが
自分で何かこう音楽する部屋が、、、
ま: ないない。
マ: えっ?
ま: 私はあの、食卓、ってか、あのダイニングテーブルにミニキーボードを置いて、
だいたい曲を作るのが好きで。
ピアノもあるんですけど、ピアノよりも、こういうちっちゃなミニキーボードで、
リズムBOXも入ってるやつ。
で、達郎は達郎でちゃんと仕事場を持っていて、そこでやるので、で、
そこで私が弾き語りでテープを入れた、、、テープ、って言わないね、今ね、
フッフッフッフッ(笑)
マ: まだ中にはテープの方もいらっしゃるんですけどね(笑)
ま: フッフッフッフッ(笑)
入れたのを達郎さんに持って行きまして、
「このアレンジをよろしくお願いします。」
って言ってアレンジしてもらう、みたいなことが多いですね。
マ: 達郎さん365日のうち、音楽やってんの365日ですか?
ま: 音楽に、その、なんだろう、心が行ってるのはもう365日だろうねー。
きっとねー。
マ: 全くそう思います、僕も。
ま: もう好きなんだもん、だって。
だから自分が作ってなくても、聴くことが好きでしょ?
で、自分がラジオ持ってて、そのラジオに何をかけようか、とか、そういうの
選んでる時もすごく生き生きとしてるよね。
「次はなんとかの特集だなー」とか言いながら、こう自分でレコード選んだり
してる時間は、趣味の、その、音楽の時間、で、スタジオに入って
自分がやる時は、自分が作り上げる時間だから、まあ、ほとんど音楽で一年、
でもお芝居とか文楽見に行ったりするのも好きだし。
運動はしないですけどね(笑)
マ: ハハハハ。
ま: 言ってたでしょ?この番組でも。
マ: 言ってました、言ってました。そういう達郎さんが好きになったんですよね?
まりやさん。
ま: いや、でもね、相性だと思う。
ホントに、一緒にいて、ラク、って言ったらおかしいんだけど、ホントに、あの、
面白いんですよ。飽きない。
マ: うん、うん、うん。一緒にいてね。
ま: 飽きない。そうそう飽きないんです。で、、、
マ: おしゃべりも上手だし。
ま: 上手というか、こう、キャッチボールができる。あの人が知らないことを私が、
「これ知らないだろ~?」って言ってみたり。
マ: ええ、一番悔しいパターンだね。達郎さんがね。
ま: そうそうそう。だってさー、魚の名前とお花の名前、何にも知らないんだよ!
マ: あっ、そうなんだー。
ま: 聞いてごらん、今度。何にも答えられないから。
マ: わかるような気がしましたね。
ま: わかるでしょー。
ま、そういう、彼がいろいろ教えてくれるような音楽話とか、あ、そうなんだー、
で、あのプロデューサーがどうでさ、っていう話をずーっと聞くのも好きだし。
マ: 結婚する前のデートでもそんな話してたんですか?
ま: してたと思いますよ。でも結婚する前は、やっぱり自分の音楽状況を
こういう風にしたい、っていうようなことを相談する場面の方が多かったねー。
マ: 何かその、一般の、なんかこう、アツアツ系のカップルみたいな話が、、、
ま: アツアツだったと思いますよ。
マ: そうですよね?常に二人でデートして音楽の話もね、ちょっと渋いですよね。
ま: そうだね。音楽ばかり別に話してないけどね。
マ: そうですよね。これ聞いていいのかな・・・。
ま: うん。
マ: 例えばその、ま、遊園地はいかないだろうけど、ドライブとか?
ま: ドライブはよくしました。
マ: あー、しました?
ま: しました。湘南とか。
マ: 達郎さん運転で?
ま: そうそう。
マ: 達郎さん運転?
ま: そうそうそう、付き合いだしたきっかけがドライブだったからね。
マ: あっ、そうですかー。
ま: あの、アンルイスさんのレコーディングが終わった後に、これ私、
公で言ってるから あれなんですけど、レコーディングが
終わった後に、彼の多重コーラスを入れてもらって、それが徹夜で
一晩かかったんですよ。
その、リンダ、っていう曲だったんですけど。
マ: はいはい。有名な曲ですね。
ま: 彼の多重コーラス以外ではこの楽曲は成り立たないな、という感じがして、
ま、彼にオファーしたらやってきてくれて、それを一晩かけてアカペラ、
じゃなくてコーラス多重で入れてくれて、それでもう明け方だったんで、
「わー、お疲れ様。ホントありがとうございました。」
って言ったら
「僕、新車買ったんだよ。」
って。
その時、なんかホンダのプレリュードとかの、そういう新車を初めて買ったんだ、
って。
真赤なスポーツカータイプの。
「あー、じゃあ、新車だったら送るよ。」
って言われて、
「じゃあ送ってください。」
って言って。
「でも、この新車、いいから、もうちょっとドライブしたいですね。」
みたいなことを言ってたのが、たぶん付き合うきっかけだったので。
マ: その「リンダ」のコーラスをたのんで、忙しい中達郎さんがやってきてくれて。
ま: やってきてくれたんですよ。
で、アンルイスが頼んだらノーだったのに、私が頼んだらやって来てくれて(笑)
「それどういうこと?」
っていう。アンに突っ込まれましたけど。
いや私、すごく平身低頭にお願いして
「これは本当に達郎さんのコーラスじゃないとダメなんです。」
って言って。
(♫リンダ/竹内まりや)
-終わり-
途中、まりやさんのドライブの話のところで、正しい文章になってないところが
あるのですが、訂正せずそのまま文字起こししていますので、悪しからず
ご了承ください。。。
2017-05-09 19:08
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0