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スペインのお葬式。 [日記]

日本だと、病院で亡くなった場合、自分の祖父母の例ですが、
自宅に戻り、次の日にお通夜があって、その次の日がお葬式で、火葬は
火葬場へ行き、終わるまで待って、遺骨を受け取って帰る、というパターン
でした。

今回おじいちゃんが亡くなって、スペインでのお葬式を経験したので
覚え書きとして書きとめておくことにします。

スペインでは埋葬が主流だと思っていたのですが、最近は場所の問題や
お墓の問題もあって都会では火葬もけっこうあるみたいで、おじいちゃんは
火葬でした。
おじいちゃんの場合、亡くなった次の日は1日病院の霊安室に置かれ、
その翌日、自宅には戻らず直接火葬場へ行きました。
火葬場とお通夜の部屋は直結していて、お通夜の部屋の裏に火葬する窯が
ありました。
午前中がお通夜で、遺体は8時ごろ病院から火葬場に到着して、12時半まで
最後のお別れをしに来る人のためにおじいちゃんは冷蔵機能のついた
ガラスケースの中に入っていて、外から見れるようになっていました。
その後、神父さんがやってきて、最後のお祈りがあり、その後ガラスケースから
出されて、みんなが最後のお別れをして、火葬となります。

日本は火葬が終わるまで待たないといけませんが、こちらは遺灰の受け取りは
翌日なので、最後のお別れが終わった時点でお通夜は終わりです。
お葬式(ミサ)は遺体も遺灰もない状態ですが、その日の夜、教会でありました。
近所の人や親しかった人たちが集まって、お祈りをしました。
ミサ自体は30分ほどですが、最前列に家族が座り、ミサが終わったら参列者が
順番に家族におくやみを言って帰るので、トータルすると1時間ほどでした。

お葬式の服装は、日本ほど厳しくなく、各個人の気持ち次第なので、
特に決まりはないようです。
家族に聞いてみたところ、外見にこだわるより、故人をしのぶ気持ちの方が
大切、との話でした。

あまり読んでいて気持ちのいいものではありませんが、話題にしたくないので
人に聞く機会もないだろうし、とりあえず覚え書きということで。

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